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ティモンディ・前田裕太が語るマンガへの愛と尊敬 「生きる楽しみであり、人生を豊かにしてくれるもの」 – ライブドアニュース read full article at worldnews365.me

紙のマンガしかなかったあの頃。週刊誌や単行本の発売を待ち遠しく感じたり、発売日にワクワクしながら本屋やコンビニへ足を運んだり、そんな記憶が蘇ってくる人も多いのではないだろうか。 しかし、電子書籍サービスの台頭により、マンガは“たまの楽しみ“だったコンテンツから“毎日をちょっと豊かにしてくれる“コンテンツへと変化した。さらに、紙では表現できなかったwebtoon(縦読みマンガ)という新しいコンテンツが誕生したのも電子書籍サービスがあってこそだ。 また、LINEマンガでも大人気のwebtoon作品『外見至上主義』がNetflixシリーズとして配信が決定するなど、近年はアニメ化する作品も。 そこで今回は、電子コミックの魅力を探るため、お笑い芸人ながらTV番組やYouTubeチャンネルなどでも推しマンガを紹介するなど、マンガ好きとして活躍の場を広げているティモンディ前田裕太さんへインタビュー。 前田さんのマンガ遍歴やマンガ愛に迫ると共に、webtoon作品の中からイチ推しをセレクトし、作品の魅力を語ってもらった。 取材・文/阿部 裕華 撮影/森カズシゲ “マンガを買うこと”への思いを強くした、とある後悔 前田さんは月にどれくらいのペースでマンガを読んでいるのでしょうか?また、読む作品の選び方も教えてください。 1日に1冊は必ず、時間がある日は1日3〜4冊読むので、月に30〜100冊くらいは読んでいるかもしれません。 本屋さんに行ってジャケ買いすることもあるのですが、今は電子書籍で「1話試し読み」ができる作品が多いから、いろんな作品の1話をとにかくバーっと読んでみて「面白いな」と思う作品があったら買うという流れですね。自分のペースで読みたい時や連載中の好きな作品は単話買い、1冊買う方がお得な作品は単行本買いしています。そこから本当に気に入った作品をまた紙の書籍で買いますね。 電子と紙、どちらも買われているんですね。 それにはきっかけがありまして……学校と部活で本当にお金がなかった中高生時代。時代もありますが、昔はコンビニや本屋さんで「週刊少年ジャンプ」(集英社)を立ち読みしていたんですよね。それで当時連載していた『TATTOO HEARTS』(集英社)という作品がめちゃくちゃ面白くて、毎週楽しみにしていたのですが、打ち切りになってしまって。単行本2巻くらいで連載が終わってしまいました。その時は「あんなに面白かったのになんでだよ!」と思うくらいだったのですが、大学生くらいに思い返してみたら「自分がお金を払って買っていたら変わっていたんじゃないかな」と気づいたんですよね。 あの頃、毎週のようにワクワクさせてもらっていたのに、たった数百円をケチってしまった。マンガよりハンバーガーを買うことを優先してしまった。僕一人がお金を出したところで変わらなかったかもしれないけど、お金を出すという読者ができる意思表示を積み重ねていたら、続きが読めていたかもしれない。自分がバイトをし始めてから、ようやく気づいたんですよ。そこからは「いいな」と思った作品は絶対に買うと決めました。 後悔がきっかけだった、と。 そうなんですよ……。もちろん美味しいご飯にお金を使いたい気持ち、お金を貯めたい気持ちもわかります。だけど、それだけでは満たされないワクワクもある。急を要するものでもないからと後回しにしていると、気づいた時には無くなっていて、そのワクワクを得られないかもしれない。 無理する必要はないけど、できるだけワクワクを感じたその時に「ワクワクさせてくれてありがとう」「これからもワクワクさせてください」という意思表示や日々頭と肉体を駆使して我々に楽しみを提供してくれている作者の方たちへの感謝の気持ちを伝えるためにも、お金を出すことは大切です。 だから僕は、“にわか”という言葉が好きではなくて。一緒に作品を盛り上げる一員、作者の方に最後まで走り切ってもらうことを応援する仲間です。そこに歴や知識の浅さは関係ないと思っています。 食わず嫌いの自分を変えた、『恋空』の教訓 マンガを読むようになったきっかけを教えていただけますか? 小学1〜2年生の時に、小学校の図書室に手塚治虫さんの『火の鳥』(学童社など)『ブラック・ジャック』(秋田書店)が置いてあったんですよ。それを見つけた時に「学校でマンガを読んでも怒られないんだ!」と。自分の中では革命的な出来事でした(笑)。そこからマンガを読むようになりましたね。 また、図書室だけではなく、近所の公民館にもマンガが置いてあって。当時は『ONE PIECE』や『SLAM DUNK』(ともに集英社)が人気だったのですが、そういう流行り作品が公民館にはずらっと並んでいたので、公民館に入り浸って流行りのマンガを読む幼少期を過ごしていました。 最初に自分で買ったマンガは覚えていますか? 「月刊コロコロコミック」(小学館)だと思います。頑張ってお小遣いを貯めて買った記憶がありますね(笑)。当時連載されていた『絶体絶命でんぢゃらすじーさん』『ポケットモンスター』『ゴーゴー!ゴジラッ!!マツイくん』とかを読んでいました。 前田さんは野球少年の幼少期を過ごされていますが、当時から野球マンガも読んでいたんですね。 野球マンガはほとんど読んでいると思います。王道の名作である『ドカベン』(秋田書店)『巨人の星』(講談社)はもちろん、それこそコロコロコミックで連載されていた『ドラベース ドラえもん超野球外伝』(小学館)とか。クロえもん率いるチームとシロえもん率いるチームが、1試合につき3つまでドラえもんのひみつ道具を使って野球をするというめちゃくちゃな設定が面白かったんですよね(笑)。 やはり好きなマンガのジャンルは「野球」や「スポーツ」なのでしょうか? 昔は野球マンガと流行っている作品だけしか読んでいなくて。学生時代は食わず嫌いなところがあり、中でも「少女マンガは読まない!」と思っていました。でも今はジャンル問わず読んでいますね。 ジャンル問わず読むようになったのには何かきっかけが? マンガではないのですが、中学生くらいの時に携帯恋愛小説がすごく流行っていたんです。最初は小説なのに縦スクロールで横文字だし、大体どちらかが病気になって死ぬんでしょ?と思っていて……(苦笑)。だけど中学3年生の時に彼女ができて、たまたま映画の無料券があるからとデートで『恋空』を見に行ったんですよ。 それまでは斜に構えて「どうせこんなものだろ」と決めつけていたのに、見てみると俳優さんの演技力の高さやきれいな映像などが相まって、すごく面白く心動かされました。見る前・読む前に作品に対して決めつけたり入口を狭めたりするのはやめようと決めたんです。その教訓から、少女マンガはもちろん、女性向けのマンガや児童マンガを読むこともあります。 以前、TV番組で『女の園の星』や『違国日記』(ともに祥伝社)といった女性向け作品を紹介していたのが印象的でした。 最近のマンガはジャンル関係なく、どの作品も本当に面白いというのも大きいですね。「どうせこうなるだろう」と思って読んだ作品も、しっかり裏切られる。王道のジャンルや設定だとしても、どこかしらマイナーチェンジしている作品が多くて。それぞれの作品にそれぞれの楽しみ方があるんですよね。ストーリーがコミカルで楽しい、登場人物に共感できて感動する、反面教師になって学びになる、とか。伏線回収できる作品が流行ったりしますけど、伏線がない作品でも作者の意図を考えるだけで面白い作品はたくさんあって。面白くないマンガはないんですよ。 「流行っている作品を読めばいいや」「自分はこのジャンルが好きだから、このジャンルだけ読めばいいや」というのも分かるけど、好きなものばかり食べ続けていても飽きてしまうと思う。実はそれ以上に美味しいものがあるかもしれないのに、それに気づかず生きるのはもったいないなって。だからこそ、食わず嫌いせずになんでも読んでみようと思っています。 ちなみにwebtoon(縦読みマンガ)を読むこともありますか? 人気の作品は読むようにしています。webtoonは紙の書籍になっていない作品も多いので、電子ならではの楽しみの一つでもあると思っています。 今回、LINEマンガで配信中の人気webtoon作品からイチ推しを2作品ピックアップしていただきましたが、なんでもLINEマンガからのおすすめリストの作品を全てを読んでいただいたとか……。 知っている作品も多かったので、この機会だしせっかくなら全部読むか!と思って読んでみました(笑)。 王道と斬新が掛け合わさった『喧嘩独学』 1作品目は『喧嘩独学』をあげていただきました。第25回⽂化庁メディア芸術祭・マンガ部門「審査委員会推薦作品」に選出された作品です。本作を知ったキッカケはなんだったのでしょうか? 最初はSNSの広告で見かけたのだと思います。「動画配信サービスを使って喧嘩が強くなる」という売り文句で、今時の動画配信をしているキャラクターが主人公なのかなと気になって読みました。それが『喧嘩独学』のイチ推しポイントの一つでもあって。主人公や登場人物たちが動画配信サービスを使っているとか、動画配信者が登場する作品はこれまで多々ありましたけど、主人公も登場人物もみんな動画配信者と動画配信に振り切った設定の作品はなかったなと。 今時の設定をいち早く取り入れていることから、ほかの作品にはない“新しさ”を感じて楽しませてもらっています。さらに、新しさだけではなくマンガとしての“エンターテインメント性”もしっかり担保しているんですよ。 エンターテイメント性、ですか? 例えば、『ベスト・キッド』という映画がありますが、いじめを受けている主人公が、そいつらを見返すためにカンフーの達人の弟子になり、強くなって返り討ちにするストーリーです。そういう“いじめられっ子が成長していく作品”の持つ面白さってエンターテイメント性があると思うんですよ。その面白さを軸に、“動画配信”という今時の要素を取り入れている。これまでは知る人ぞ知る道場や達人からしか得られなかった強くなる方法を、誰でも見ることができる動画配信サービスから学べるって斬新ですよね。 さらに、いじめられっ子の成長物語って、基本的にはいじめっ子を返り討ちにしたらそこで終わりだったじゃないですか。だけど『喧嘩独学』はそれで終わりじゃない。喧嘩に勝って、動画配信で成功しても、物語が続いていくんですよ。成功を重ねてしまったからこそ、調子に乗ってしまう様も描かれているという。 マンガというフィクションのコンテンツなのに、現実世界にすごく寄り添ったリアルさがあります。ここまで描かれる作品はあまりなかったかもしれません。 …

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人気を博した“裏メニュー”がさらにおいしくなって数量限定で発売! 「檸檬堂 特別仕込み」をガチレビューしてみた – ライブドアニュース read full article at worldnews365.me

今年もあっという間に年の瀬。1年間頑張ったご褒美に、特別なお酒でも家で飲みながら、ゆっくりと振り返りたいものですよね。 そんな中、レモンサワーの定番こだわりレモンサワー「檸檬堂」から、家飲みでのご褒美にぴったりな“限定メニュー”が出た様子。どうやら、一昨年、昨年とファンの間で密かに話題となっていた「檸檬堂」の裏メニュー、つまり非売品として人気だったものが最近更においしく改良を重ねて、数量限定で発売されたのだとか。 一体どんな商品なのでしょうか。その味わいを確かめるべく、今回はお酒好きの3人に特別に試飲をいただくことにしました。 新商品は、過去2年で大好評だった「非売品」を改良したもの 2018年に誕生した「檸檬堂」は、多くの人に愛されるレモンサワー専門ブランド。その日の気分や食事に合わせて、アルコール度数や果汁率を選べるだけでなく、こだわりのお店で出されるようなおいしさを目指してさまざまな工夫をしています。 日本コカ・コーラ  檸檬堂ブランドマネージャー・名郷根 宗さん 「たとえば、丸ごとすり下ろしたレモンをあらかじめお酒で馴染ませる『前割りレモン製法』は、檸檬堂の大きな特徴。これは焼酎をおいしく飲む方法として知られる『前割り焼酎』をヒントにしたものなんです」 そう話すのは、「檸檬堂」を担当する日本コカ・コーラの名郷根宗(なごうね・たかし)さん。前割り焼酎とは、飲む日の数日前から焼酎を水で割って馴染ませておくもの。その飲み方を鹿児島で知り、「檸檬堂」の製法につながったのだとか。 そして今回、数量限定で発売されるのが「檸檬堂 特別仕込み」です。実はこの商品、過去に非売品で出されたものが人気で今回の発売に至ったといいます。 「2020年、2021年のキャンペーンのプレゼントとしてお店では買えない裏メニュー『檸檬堂 うらレモン』をご用意しました。2020年は麦焼酎、2021年は日本酒をベースにしたもので、多くの反響をいただきました。そして今回、麦焼酎を使った2020年のものに改良を加えて数量限定発売したのです」(名郷根さん) 開発する際、いろいろなお酒を使ったレモンサワーを作り、1つ1つ検証。その中で「もっとも相性が良かったのが麦焼酎でした」と名郷根さん。通常の「檸檬堂」シリーズと異なり、ビンに入っているのも特徴。その名の通り特別な装いとなっています。 この話を聞いて早く飲みたそうな表情を見せるのは、今回呼ばれた3名の方々。はたして「檸檬堂 特別仕込み」の味をどう感じるのでしょうか……? いざ、「特別仕込み」を試飲。いい意味でイメージと違った? ということで、いざ乾杯! グラスに注いだ“限定の味”をそれぞれ味わいます。 「檸檬堂を毎週飲んでいる」という”ガチファン”の泉川さん 最初に感想を口にしたのは「毎週欠かさず檸檬堂を飲んでいる」というガチ檸檬堂ファンの泉川さん。「いつも飲んでいる『定番レモン』と全然違う!」と驚いたようです。 「甘さ控えめでスッキリしていますよね。もっと“お酒感”の強い味をイメージしていましたが、むしろ反対でした。レモンが口の中に爽やかに残ります」 「定番レモン」とも飲み比べてみましたが、やはり違いを感じた様子。見守っていた名郷根さんは、「『特別仕込み』はアルコール度数もレモンの量も『定番レモン』と変わらないんです。でも、使うお酒が変わると味わいも別物になるんですよね」と笑顔で語ります。 レモンサワー好きな立澤さん 同じく立澤(たてざわ)さんも、飲む前のイメージと実際の味わいは大きく違ったようです。 「思ったよりも全然飲みやすいですね。いつもレモンサワーはゴクゴク飲むのですが、こちらはゆっくり味わいたいですし、いつまでもおいしく感じる気がします」 名郷根さんも「ゆっくり飲んでいただくと、焼酎の良さを楽しめると思います」と同調。「この数年で家飲みが増えましたが、家では時間をかけて、ゆっくりお酒を楽しみたい方が多いはず。そんなシーンにぴったりの味わいになっています」と説明がありました。 普段は焼酎をよく飲んでいるという露口さん 最後に飲むのは露口(つゆぐち)さん。レモンサワーさえも飲むのは久しぶりのようですが、「檸檬堂 特別仕込み」の味をどう感じるのでしょうか。 「すごく品がありますね。味がまとまっていて、口の中でだらっとしません。サワー系は、割るものや割り方で味がばらつくのですが、それがないですね。これは飲み過ぎてしまうかも(笑)」 “味のまとまり”は、今回の商品で特に力を入れた部分。というのも、麦焼酎は「乙類焼酎」と呼ばれる、簡単に言えば味や香りが豊かなもの。通常のサワーにはあまり使われないのですが、今回はレモンとの相性の良さから選択。だからこそ味のまとまりには気を配っており、名郷根さんも納得のデキになったようです。 「味はまとまりつつ、乙類らしい麦焼酎の香りもあるので、両方楽しんでほしいですね。おすすめは広口のグラスに注いで飲むこと。香りがより広がり、余韻まで楽しめると思います」 相性ばっちり? おすすめのお鍋と一緒に味わってみる 試飲を終えたところで、「この『檸檬堂 特別仕込み』はお鍋とすごく合うんです」と切り出す名郷根さん。 今回は「特別仕込み」と相性の良いお鍋を3つ用意していただきました。目の前に運ばれたのは「キムチ鍋」「もつ鍋」「すきやき鍋」でした。すべて名郷根さんチョイスです。 「キムチ鍋ともつ鍋については、口の中に広がったお鍋の味を一度クリアする役割として『檸檬堂 特別仕込み』がぴったりです。キムチの辛さ、もつの脂をスッキリとしたレモンで流すイメージですね」 一方、参加者がもっとも「意外」と感じたのはすきやき鍋。その理由を聞くと…… 「一番想像がつかないですよね(笑)。でもこの組み合わせは、いい“マリアージュ”になると思いますよ。食べた後にその理由を説明します」(名郷根さん) ということで、3人が好きな鍋を選んで試食。「特別仕込み」との相性を確かめます。 まずは泉川さんがもつ鍋との相性を確認。お鍋を食べ、その後グラスを口に運びます。 「確かにサッパリしますね。口の中にあったもつの脂が流されるというか。名郷根さんの言っていたことがわかりました! こってり感を抑えて食べられそうです」 続いてキムチ鍋を選んだ立澤さんは、お腹が空いていたのか、勢いよく鍋をほお張ります。そして「檸檬堂 特別仕込み」を口に含むと本当に幸せそうな様子。 「キムチ鍋とレモンサワーは絶対に合うと思っていましたが、そのイメージを超えてきました(笑)。キムチって、食べた後に独特の風味が残るのですが、きちんとリセットされます。同じ理由でもつ鍋にも合いそうですね」 最後のすき焼き鍋は、露口さんが選択。実際に2つの相性を確認すると…… 「すきやきと一緒になって味がガチャつくかと思ったら、そんなことないですね。これは予想外です。すきやきも懐かしい甘さでおいしく感じます(笑)」 この反応に対し、名郷根さんが相性の良い理由を説明。先ほどの通り、「檸檬堂 …

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「風俗に入って自由だと感じた」SMクラブに足を踏み入れた高学歴風俗嬢が抱えていた 自己肯定感の貧困 – ライブドアニュース read full article at worldnews365.me

性風俗で働く女性の数は全国で約30万人。コロナ禍で客は減ったが、あえてこの仕事を選ぶ人は少なくない。高学歴の風俗嬢を取材したジャーナリストの樋田敦子さんは「そこには満たされない欲求のスパイラルがある」という――。 ※本稿は、樋田敦子『コロナと女性の貧困2020-2022 サバイブする彼女たちの声を聞いた』(大和書房)の一部を再編集したものです。 写真=iStock.com/miriam-doerr※写真はイメージです – 写真=iStock.com/miriam-doerr ■キャバクラのバイトでは稼げないと知って風俗に 現役風俗嬢のハル(33歳)に会った。業界では、かなりの有名人だという。ショートヘアで、小柄。笑うと年齢よりも若く見えた。彼女は理系大学を卒業して大学院に進んだ才女。就活中に風俗に入ったという。今年で10年になる。 「地方にいたので、修士1年生のときに就活が始まりました。東京にある食品関係の会社を目指していて、東京まで就職説明会に行くのに、お金がかかるんですよ。交通費と宿泊費、滞在費。その分のお金を親に頼ることもできなくはなかったけれど、院まで進学させてもらっているので、自分で稼ごうと思ったのです。キャバクラのバイトは少しの間、地元でやっていたものの、コンスタントに勤めないと稼げないことはわかっていました」 週1回、4、5時間だと1万円くらいにしかならない。どうしょうかと悩んでいたという。それならば就活で上京する折に、風俗のバイトをやれば、「知り合いもいないしバレない。そして稼げる」と思って風俗の門を叩いた。 ■SMクラブの仕事は就活で上京したときだけのつもりだった 「地方の人の就活は大変。研究室も忙しかったので、東京に出て行くときは自由で、はじけちゃって。その間にパッと稼げればいいかなあと思ったのです。地方は風俗でも賃金が安くて時給2500円。東京は時給1万円くらいになるので割がいい」 風俗でばんばん稼げたのは、20〜30年前のことだと先輩から教わった。ソープ嬢はお金も稼げるが、拘束時間も長く、自分には向かないと思っていた。 ハルが始めたのは、SMクラブのM嬢だった。ロウソク、ムチ、縄、本番なし。 「初めからセックスには抵抗がなかったですね。これまでほんとに真面目に生きてきたので、風俗に入って、自由だって感じられる。もちろん我慢しなければいけないことはたくさんあるけれど、金銭的にも自由でいられますし。実は私、母親からは結婚するまで男性とセックスしてはいけないと教えられました。だからその反動かな(笑)。自由で楽しいです。東京ならばバレないしね」 ■管理栄養士の資格があり食品会社に就職が決まるも… 不特定多数を相手にする仕事だけに、最初は抵抗があるものかと思っていたら、ハルの場合は違った。仕事を肯定的にとらえている。風俗嬢は肯定しなければやっていけないからなのか。 就職するまでは、あくまでも就活費用を稼ぐためで、就職したら風俗はやめようと思っていた。風俗店の待機所でエントリーシートを書いて、そこから面接に行っていたという。晴れて内定をもらった。社員数300人ほどの食品会社で、その会社に就職した。当初は会社員一本で働いていたものの、外部とのつながりもでき、交友関係が広がり起業したいと考えるようになっていった。 写真=iStock.com/byryo※写真はイメージです – 写真=iStock.com/byryo 会社はいやではなかったが、面白くなかった。10ヶ月ほどで退社。資格を生かしてフリーの管理栄養士としてやっていこうと考えたが、それよりも性に関する仕事に興味があった。性の情報発信をしていけたらいいと考えたのである。 ■20代なら性の業界のほうが成功しやすいのではないかと思った 「20代だったので、好奇心のほうが強かった。栄養に関しては、たくさんの情報が出ているけれど、性は情報が包み隠されているというか、あまり外に出ていない。20代半ばの女の子が性のことをしゃべっているだけで注目されるから、栄養の業界で戦うのと、性の業界で戦うのでは、性の業界のほうが成功しやすいのではないかと思いました。多分に打算的ですね。目立ちたがり屋のところがそうさせたのかもしれなかった」 現在はデリヘルほか2軒のお店にメインで在籍。裏方でもあり、キャストでもある。AVにも出演している。「どちらかと言えば恵まれていると思う」とハルは話す。コロナ前の年収は、約800万円。すごく稼いでいるというわけでもないが、仕事も多岐にわたり面白いという。2020年はコロナで仕事ができなくて一気に減収した。業界全体が沈んでいて、店にもフリー(新規など)の客は来ず、常連客が何とか助けてくれた。そして発覚した子宮頸がん。手術などで、1カ月半休んだこともあり、大きな仕事は飛ばしたので、減収に減収が重なり厳しくなった。 「手術により仕事が制限されたので100万円以上の減収でした。コロナも怖かったので、PCR検査も高いお金を払って受けました。さすがに怖かったから」 ■腰掛けの風俗嬢ではお金を貯めることなどできない 全国で就業している性風俗嬢は約30万人といわれる。すべて個人営業で、腰掛けでは絶対にお金を貯めることなどできない世界だという。需要と供給のバランスで成り立っているのはどこの業界でも同じで、顔だけでもダメ、技術だけでもダメ。 「プレイの世界観を私たちが作っていかなければいけないんですよ。私はSMから始まってソープ、デリヘルとやってきましたが、店のタイプによっては変化をつけなければいけないのです。そういうイメージというのか、環境を自分で作りながら“おもてなし”する。すべては自分次第なのです。稼げるのも稼げないのも。いろいろなところから呼んでもらえるのも、そうでないのも――」 ■コロナ禍前は年収800万円だったが500万円にダウン 現在の年収は少し下がって500万円くらいだという。 「AVの仕事が復活してくれたので、なんとかなってる」 コロナで自分自身も変わった。「節約して生きていこう」と決めて断捨離を始めた。家賃19万7000円から14万7000円のところに引っ越した。引っ越しによって往復のタクシー代が浮いた。その浮いたお金で趣味にのめり込んでいる。ポールダンサー。1本の垂直のポールを使い、筋力や柔軟性を駆使しながらダンスをする。ハルはポールダンサーを本気で目指して、レッスンを受けている。 写真=iStock.com/shih-wei※写真はイメージです – 写真=iStock.com/shih-wei ■将来は大学院に戻って風俗の研究をしたい 「もはや管理栄養士に戻る気はありません(笑)。風俗業界でしっかり取り組んでいきたい。業界の先行きを不安に思っていてもしかたない。会社員の人だってクビになる可能性もありますしね。将来的には大学院で風俗の研究をしたい。現役の風俗嬢として発信していくつもりです」 風俗嬢、大学院生、ポールダンサー。いくつもの顔を見せるハルだが、どこか寂しそうに見えた。何か満たされないものがあって、それをずっと探しているような感じというのだろうか。1つをクリアしたら、次をクリアしなければ満足しない。満たされない欲求のスパイラルだ。 ■誰でもお金に困ったら風俗に入って稼げるのか ハルの話を1時間聞いていて、果たして女性は貧困におちいったら、すぐに風俗嬢になれるものなのだろうかと思った。ハルの場合は、キャバクラのバイトから、SM嬢の仕事へといとも簡単に移行していったのだから。 樋田敦子『コロナと女性の貧困2020-2022 サバイブする彼女たちの声を聞いた』(大和書房) 「なれるとは思うけれど、性に対して探究心がないとダメかな。興味もないと続けられないと思う」 その経歴からは、高学歴風俗嬢というキャッチーなフレーズが浮かぶが、「そんなことは関係ない。風俗嬢は好きでやってる」と淡々としている。 「少し前に風俗嬢であることを母親には話した」のだそうだ。 「母がスマホを買い、SNSをばんばん使うので、いつかはバレると思っていたんです。どうせバレるなら、バレる前に自分から言っておこうと思った。まあ、私としては勇気を出して母に言ったのですが、泣いたり叫んだり、怒ったりすることはなかったですね。厳格な人だったし、私ひとり娘だし、落胆はしたとは思うけれど、受け止めてくれたとは思っています。内心はわからないけれど。父親には、エステで働きながらフリーの管理栄養士としてやっていると話していて、納得しているようでした」 ■生活費には困っていないが「自己肯定感の貧困」がある 最後にハルに聞いてみた。貧困と聞いて何を思い浮かべるのか、と。 「そこそこ楽しみながら暮らせているし、私は貧乏ではないと思う。“○○の貧困”という意味なら、私の場合は“自己肯定感の貧困”かな。自己肯定感がすごく低いんです。メンタルの貧困もあるなあ。心を解放するのが苦手。大きな厚い鉄壁が他人との間に立ちふさがっている感じかな。あ、結構貧困ありますねえ(笑)」 これまで親に怒られないように、良い子でいようとやってきた。今でもその気持ちが強いという。そんな自分を否定するために風俗が必要だったのだろうか。風俗で稼いで自由でいられるとのこと。この感覚に勝るものはないのだという。その後、AV新法もでき、AV業界も厳しい。AVの収入はあてにできるものではなくなっている。 …

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「それってあなたの感想ですよね?」が小学生に流行…ひろゆき初の 児童書 を有害図書と叩くインテリの理屈 – ライブドアニュース read full article at worldnews365.me

実業家のひろゆきさんが上梓した新刊『よのなかの攻略法 学校編』(小学館)を巡りネット上で炎上騒ぎになった。子どもの悩みに答える学習漫画形式で、自身初の児童書。文筆家の御田寺圭さんは「書いている内容は、児童書というより大人社会の裏ルールをそれとなく教える“攻略本”と言える。それを、『“それってあなたの感想ですよね? と大人に向かって言え”と子どもを扇動している』と連想する人々が勝手に腹を立てている構図です」という――。 ■「ひろゆき児童書デビュー」の衝撃 12月7日、インターネットは騒然となっていた。大きな事件や事故があったからではない。実業家のひろゆき氏が自身初となる児童書を刊行したからである。題して『よのなかの攻略法 学校編』(小学館)である。 西村博之『よのなかの攻略法 学校編』(小学館) ひろゆき氏はいま小学生を中心に「物知りなお兄さん」的なポジションとして親しまれており、氏の「論破王」としてのイメージを決定づけた代名詞「それってあなたの感想ですよね?」は、2022年現在における小学生の流行語ナンバーワンとなっている(※)。さながら子どもたちのニューヒーローとなっているひろゆき氏が、子ども向け書籍に進出することはなんら不自然なことではなかっただろう。 ※出典=「『それってあなたの感想ですよね』小学生の流行語1位に ひろゆき本人もコメント」(ITmedia、2022年12月2日) ……しかしながら、ひろゆき氏の児童書デビューを告知した編集者のツイートは大炎上した。この報せをうけた(ひろゆき氏のことをよく思っていないであろう)ツイッターユーザーからは非難囂々で、「反知性主義に本を出させるな」「モラルハザードだ」「有害図書」――など、まさに言いたい放題である。 こちらの漫画は、ひろゆき初の児童書『よのなかの攻略法 学校編』のプロローグです。ひろゆきさんが子どもの悩み150問にズバズバ答えていく学習まんが、小学館より12月7日発売です。 pic.twitter.com/uNfxx0fNXh – 水野 隆|編集者 (@mizno7) December 5, 2022 ■「ふつう」のことが書かれている 「ひろゆきアレルギー」に罹患(りかん)した中高年層が多いツイッターユーザーの声は話半分で聞き流しつつ、私はさっそく『よのなかの攻略法 学校編』を購読してみることにした。 熱心な「ひろゆき嫌い」の人からは、とんでもなく悪辣(あくらつ)で冷笑的なことが書いてある有害図書に間違いないと想像したのかもしれないが、結論からいえば書かれている内容はいたって妥当というか、「なるほど、たしかにそうだろう」と素直に首肯できるというか、ごくごく常識的な内容に終始している。 写真=iStock.com/JGalione※写真はイメージです – 写真=iStock.com/JGalione 本書は、勉強、交友関係、いじめ、恋愛そして生き方について、子どもたちから寄せられた悩みや相談に、ひろゆき氏が一問一答形式を採用しながらテンポよく(児童書らしいコミカルな漫画や挿絵をふんだんに使いながら)答えていく内容となっている。たとえば、「学校に通うこと」についての意義を説明する章では、ひろゆき氏から以下のような主旨のアドバイスが示されている。 「小学校の勉強は将来に役立つのでまんべんなくやっておいた方がいい」「日本語以外の言語にもなるべく触れる機会を持とう」「副教科は好きなものを見つけるためにやっておけ」「いちばん学んでおくべきは人と仲良くなる方法」 ――と、このように「ふつう」としか言いようがない現実的なアドバイスが並んでいる。これらのアドバイスを行った理由説明にこそ、ひろゆき氏ならではの「ちょっとシニカルな視点を含んだエッセンス」が盛り込まれているものの、やはりこれを脊髄反射的にバッシングするのは、おおよそ知的な営みとは言い難い。 ■「ドライ」で「メタ」な教え 「まんべんなく勉強した方がいいのは、この国の学校制度はまんべんなく勉強できる人が有利になるようにつくられているから」 「なるべくいい大学に行くべきなのは、学費が大して変わらないのに周囲の人間のレベルには大きな違いがあるから」 ――など、夢や希望を精神論的に語るのではなく、あくまでドライで俯瞰(ふかん)した観点から、この社会の「メタ的なルール」を子どもにもわかりやすく言語化し、自身のアドバイスに説得力を持たせている。「親も先生も、君たちの周囲の大人は世の中にこんな『裏ルール』があるのを教えてくれないよね?」という彼のニヤニヤとした笑顔が浮かんでくるようだ。 同書の総まとめとして「大人が言っていることはいつも正しいとはかぎらないから、つねに自分の意見も持って、それを判断する能力を養うのが大事ですよ」とひろゆき氏は述べている。この意見も実際そのとおりだと思うが、しかしひろゆき氏がそれを言うと「『それってあなたの感想ですよね? と大人に向かって言え』と子どもたちを扇動しているに違いない」――と連想してしまい、我慢ならない人が多いのかもしれない。 いつの時代も変わらない子どもたちの「ありがちな悩み」に対して、飄々としたスタンスでメタ的な意見を表明するひろゆき氏の社会派論客的なスタイルがマッチしていて、全体としてはよくできた本であるように感じた。 ■だがあえて言うならば、これは「児童書」ではない いずれにしても一通り読み終えたかぎり、ネットで多くの人が噴き上がるほどの内容はなにも書いていないというか、やはりインターネットの人びとは「読まずに叩く」が基本であることを思い知らされるばかりであった。 しかしながら、それでもあえて気になったことを挙げるとすれば、この「ひろゆき児童書」は、ジャンルとしては建前上は「児童書」ではあるが、しかし内容的にはどう見ても、本書のタイトルがまさにそうであるように「攻略本」であるということだ。 『小学館の図鑑NEO [新版]乗りもの』(小学館) 「児童書」といえば、たとえば学研から出ている『〜のひみつ』や小学館の『図鑑NEO』シリーズなどが有名だが、これは「世の中には“知らないこと”がたくさんあるから、それを知るよろこびを見つけていこう」という知的好奇心や探求心を伸ばすことそれ自体を目的としてつくられている。 一方でこの「ひろゆき児童書」は知的好奇心や探求心を伸ばすことそれ自体を目的として書かれているわけではない。それらを伸ばしておくことが“人生にどう役立つか”の合理的でメタ的な理由説明に終始している。つまり身も蓋もない表現をすれば「世の中には“知らないこと”がたくさんあるから、その“知らないこと”のせいで人生を台無しにされないように備えようね」と言っているのだ。 一般的な児童書も、今回世に出た「ひろゆき児童書」も、そのどちらも「謎は謎のままにしておくべきではないよ(どんどん知っていこう)」と子どもたちに伝えていることでは同じだ。しかしその目的意識が違う。前者はあくまで「知らないことを知る純粋なよろこび」を伝えるが、ひろゆき氏は「謎を謎のままにしておくとその謎のせいで人生に損やリスクが増えるよ(最悪の場合は負けるよ)」というシビアでドライな世界観を語る。 ■「冒険者ではなく攻略者になってほしい」という願い ひろゆき氏の世界観にはなんとも「夢がない」と思われるかもしれないが、しかしこれはひろゆき氏が好んではじめたことであるとは言い難い。 いまの時代を生きる子どもたちには、世の中の謎に対して目を輝かせ次々とそれらを追いかけ解き明かそうとする「冒険者」ではなく、世の中の謎によって足を掬(すく)われないよう、それを要領よくパスして成功する「攻略者」になってほしい――子どもたちにそう願ってきたのは、ほかでもない世の大人たちだからだ。 もっともコスパがよく、もっとも合理的で、もっとも優秀な生き方を知っておかなければ、ライバルとの競争に差をつけられて、結局は「負け組」になってしまう、そんな強迫的ともいえる感覚が若年層(とその親たち)にひろく内面化されているからこそ、いま小学生どころか中高生にも「ひろゆき」ブームが起こっている。 「頭のいい人はこうしている」「優秀な人はこうしている」「成功した人はこうしている」「コスパのいい生き方はこうだ」「賢い生き方はこうだ」――いわゆる“勝ち組”たちが、この人間社会をどのように「攻略」してそのポジションを獲得したのか、それこそが当世の人びとの最大の関心事だ。ひろゆき氏はそのニーズに答えられる存在だからこそ重宝されている。今回出された「児童書」も同じ延長上にある。ひろゆき氏はいうなれば「大人はこんなことを君たちに求めているんだよ」と代わりに伝えているに過ぎない。 写真=iStock.com/travelism※写真はイメージです – 写真=iStock.com/travelism ■「冒険の手引き」ではなく「攻略本」が欲しい …

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