Follow worldnews365 on F6S

Japanese News

Japan’s imperial family eying social media to stay in touch read full article at worldnews365.me

Shunning social media, Japan’s imperial household has lengthy been reluctant to open up concerning the every day lives of its members, however the 12 months 2023 could possibly be a turning level with the company answerable for the household’s affairs set to discover the potential use of SNS platforms as …

Read More »

日本に「長屋」のような起業家コミュニティを作った熱量の人–CIC Japan・平田美奈子氏【前編】 – CNET Japan read full article at worldnews365.me

 企業の新規事業開発を幅広く支援するフィラメントCEOの角勝が、事業開発に通じた、各界の著名人と対談していく連載「事業開発の達人たち」。今回は、東京・虎ノ門で展開する日本最大のスタートアップ向けシェアオフィス「CIC Tokyo」にお邪魔して、同施設の立ち上げ・運営の主要人物であるCIC Japan 合同会社 ゼネラル・マネージャー(オペレーション)/一般社団法人ベンチャー・カフェ東京 理事の平田美奈子さんにお話を伺います。 CIC Japan 合同会社 ゼネラル・マネージャー(オペレーション)/一般社団法人ベンチャー・カフェ東京 理事の平田美奈子さん(右)  CIC Tokyoは、世界最大級のイノベーションコミュニティであるケンブリッジ・イノベーション・センター(CIC)の日本拠点で、東京虎ノ門 虎ノ門ヒルズ ビジネスタワーの15階・16階で、オフィスやコワーキングスペース、イベントスペースを営んでいます。同所には、スタートアップとスタートアップの創出・成長に必要なステークホルダーである投資家、大企業、政府機関,自治体、大学、プロフェッショナルファームがオフィスを構え、イノベーションエコシステムを形成しています。  周りから“熱量の人”と評される平田さんは、どのようにしてゼロからCICに人々を巻き込んでいったのか、前編では姉妹団体であるベンチャー・カフェ東京を成功裏に立ち上げるまでのエピソードをお届けします。 “底堅い”ばかりで心が躍らない国内経済予測 角氏:平田さんは国内で新しい組織の立ち上げに尽力されるとともに、起業家やスタートアップを支援するという複数の側面をお持ちですよね。実は僕自身もフィラメントを起業して独立する前に、大阪市役所の職員として「大阪イノベーションハブ」を立ち上げた経験がありまして、平田さんと同様に立ち上げ前の準備から常駐して同所を盛り上げていくまでの経験をしているんです。平田さんのプロフィールを拝見して、当時を思い出しました。今日はご苦労話を含めて、いろいろお話をお聞かせください。 平田氏:何でも聞いてください。 角氏:では自己紹介からお願いできますか。 平田氏:私は大学を卒業してから8年間、シンクタンクで働いていました。そこで経済予測やイベントの企画、編集などの仕事をしていて、多くの経済界の要人ともお会いしました。CIC以前のキャリアは、そこが一番長いです。 角氏:シンクタンクでは相当激務だったんじゃないですか? 平田氏:毎年バレンタインや紅葉の頃に、働き甲斐がある時期が訪れます(笑)。その時期には、GDP予測の指標となる米国経済統計の発表を待ってレポートを作り始めるのですが、出るのが夜で、夜中にコンポーネントごとに分担して情報を集めていきました。他にも様々な統計があって、それらを基に予測値を作り、誰がどんな発言をしたなどの定性的な判断を加えて予測を出していくんです。その時は、企業からの出向者や役所の人も一緒にチームに入っていて、各々の看板は一旦横に置き、純粋に経済についての話をするチームで働けたのは、とても面白かったですね。ただ一方で、ずっと底堅く推移している当時の日本経済に閉塞感も感じていました。 角氏:昔はもっとダイナミズムがあった。 平田氏:20年後・30年後に日本をどう見ていくかという部分では、課題先進国とか企業が抱える閉塞感とか、あまり心が躍らないようなレポートが多かったんです。女性雇用やジェンダーギャンプの話も、日本の労働人口どんどん減っているのに何故変わらないのかと。企業も安定しているというけど、どのレベルの安定なんだという印象があって。 仕事観を大きく変えたボストンでの暮らし 角氏:その時に日本の経済状況をつぶさに見られたことが、その後にも影響していますか? 平田氏:そうかもしれないですね。そして8年働いた後、一旦キャリアをストップして家族の都合でボストンに移住しました。 角氏:CICの本拠地があるケンブリッジの近くですね。 平田氏:そこでの生活が、私の中では衝撃的だったのです。データサイエンティストやスタートアップの起業家など、世界各国から集まったチームで働いている人たちが多かった地域で、みんな仕事を楽しく語るんですよ。パーティーに行くと、「What do you do?」って聞かれて、英語がネイティブじゃない私としては、「いや、何やってんの?って言われても何て言えばいいの?」とびっくりしてしまって。 角氏:僕はそういう場でパパ友とかに合っても、仕事のことは聞けないです。 平田氏:あと、当時仕事をしてなかった私にも、どんなことに興味があるか聞いてくるんです。対等だし、レベル感を見ない。その人が今どういうことに情熱を持っていて、どんな夢があって、どんなことしたいのかを毎回ポジティブに話をするようなコミュニティが周りにあったことが、私の仕事観を大きく変えました。ほかにも米国では出産直後の子育てに対する考え方も、母親が働いていることが前提になっていますし、日本もそこから変えないとダメだと実感しましたね。 角氏:なるほど。全部いい学びになっているのでしょうね。 東京でCIC創業者と再会しプロジェクトに参画 平田氏:ボストンでの数年間の暮らしを経て帰国し、仕事を探し始めました。その時に、向こうで出会ったCIC 創業者兼CEOのティモシー・ロウ(ティム)とたまたま会う機会があり、日本進出の構想を打ち明けられて、CIC Tokyoを開設するプロジェクトに参画することになったのです。 角氏:ほうほう。 フィラメントCEOの角勝 平田氏:元々どうなるかわからないプロジェクトだったのですが、面白そうだったし、個人的に当時の国内の開廃業率が主要国中で圧倒的に低いという状況に新陳代謝の悪さを感じていて、「これは日本の企業や就労環境が抱える閉塞的な状況に風穴を開けられるかもしれない」と思えて、引き受けることにしたのです。米国にいたころ、周囲ではMIT(マサチューセッツ工科大学)の同窓生などインターナショナルなチームで集まって起業するケースも多く、「こんな感じで仕事を始めちゃうの?」という意外性や、そもそも就活して企業に勤めてという日本人の職業観とのギャップを感じていました。その中で、仕事に対してストレートに情熱を語っている彼ら彼女らの姿が、傍から見ていて格好良かったんですね。 角氏:ティム氏とはどんな話をされたのですか? 平田氏:「われわれの活動は昔日本にあった長屋のようなものだ。皆が協力し、足りないものを出し合うコミュニティが生活を豊かにし、安定させていく。起業家も一緒なんだ」と話をしてくれました。起業家のコミュニティにそのような仕組みを導入すれば、日本は凄くチャンスがあると。優秀な人もたくさんいるし、大企業のリソースはたくさんある。ただ、結び付きとネットワーク化と掛け算がうまくできていない部分に関して、「モッタイナイネ!」と言っていましたね。 角氏:長屋の話を知っているとは驚きです(笑) アルバイト契約から少しずつ役回りが増える 平田氏:それで納得できたというのが1つ。他にもボストンにいた時の友人に話をしたら、「俺CICに入っているよ」と言われて、「こういう人たちを支えるのがCICか」と納得できたんです。最初は調整や秘書業務をして、徐々に梅澤(高明氏 CIC Tokyo会長)の交渉の場所に同席して意思決定のプロセスも横で見るようになり、少しずつ役回りが変わっていきました。ただ最初の雇用形態はアルバイトで、乳飲み子も抱えていたので、その頃は「このままマミートラック(※産休・育休から復帰した女性が昇進・出世コースから外れる状況になること)に突入してしまうのだろうな」と感じていましたね。 …

Read More »

Japan eyes spring downgrade of COVID-19 to same level as flu read full article at worldnews365.me

TOKYO, Dec 30 (Nikkei) – Japan is discussing a doable change subsequent spring that may place COVID-19 in the identical class of infectious illness because the seasonal flu, a transfer that would ease the pressure on well being care suppliers. Prime Minister Fumio Kishida was briefed on the progress Wednesday …

Read More »

人気を博した“裏メニュー”がさらにおいしくなって数量限定で発売! 「檸檬堂 特別仕込み」をガチレビューしてみた – ライブドアニュース read full article at worldnews365.me

今年もあっという間に年の瀬。1年間頑張ったご褒美に、特別なお酒でも家で飲みながら、ゆっくりと振り返りたいものですよね。 そんな中、レモンサワーの定番こだわりレモンサワー「檸檬堂」から、家飲みでのご褒美にぴったりな“限定メニュー”が出た様子。どうやら、一昨年、昨年とファンの間で密かに話題となっていた「檸檬堂」の裏メニュー、つまり非売品として人気だったものが最近更においしく改良を重ねて、数量限定で発売されたのだとか。 一体どんな商品なのでしょうか。その味わいを確かめるべく、今回はお酒好きの3人に特別に試飲をいただくことにしました。 新商品は、過去2年で大好評だった「非売品」を改良したもの 2018年に誕生した「檸檬堂」は、多くの人に愛されるレモンサワー専門ブランド。その日の気分や食事に合わせて、アルコール度数や果汁率を選べるだけでなく、こだわりのお店で出されるようなおいしさを目指してさまざまな工夫をしています。 日本コカ・コーラ  檸檬堂ブランドマネージャー・名郷根 宗さん 「たとえば、丸ごとすり下ろしたレモンをあらかじめお酒で馴染ませる『前割りレモン製法』は、檸檬堂の大きな特徴。これは焼酎をおいしく飲む方法として知られる『前割り焼酎』をヒントにしたものなんです」 そう話すのは、「檸檬堂」を担当する日本コカ・コーラの名郷根宗(なごうね・たかし)さん。前割り焼酎とは、飲む日の数日前から焼酎を水で割って馴染ませておくもの。その飲み方を鹿児島で知り、「檸檬堂」の製法につながったのだとか。 そして今回、数量限定で発売されるのが「檸檬堂 特別仕込み」です。実はこの商品、過去に非売品で出されたものが人気で今回の発売に至ったといいます。 「2020年、2021年のキャンペーンのプレゼントとしてお店では買えない裏メニュー『檸檬堂 うらレモン』をご用意しました。2020年は麦焼酎、2021年は日本酒をベースにしたもので、多くの反響をいただきました。そして今回、麦焼酎を使った2020年のものに改良を加えて数量限定発売したのです」(名郷根さん) 開発する際、いろいろなお酒を使ったレモンサワーを作り、1つ1つ検証。その中で「もっとも相性が良かったのが麦焼酎でした」と名郷根さん。通常の「檸檬堂」シリーズと異なり、ビンに入っているのも特徴。その名の通り特別な装いとなっています。 この話を聞いて早く飲みたそうな表情を見せるのは、今回呼ばれた3名の方々。はたして「檸檬堂 特別仕込み」の味をどう感じるのでしょうか……? いざ、「特別仕込み」を試飲。いい意味でイメージと違った? ということで、いざ乾杯! グラスに注いだ“限定の味”をそれぞれ味わいます。 「檸檬堂を毎週飲んでいる」という”ガチファン”の泉川さん 最初に感想を口にしたのは「毎週欠かさず檸檬堂を飲んでいる」というガチ檸檬堂ファンの泉川さん。「いつも飲んでいる『定番レモン』と全然違う!」と驚いたようです。 「甘さ控えめでスッキリしていますよね。もっと“お酒感”の強い味をイメージしていましたが、むしろ反対でした。レモンが口の中に爽やかに残ります」 「定番レモン」とも飲み比べてみましたが、やはり違いを感じた様子。見守っていた名郷根さんは、「『特別仕込み』はアルコール度数もレモンの量も『定番レモン』と変わらないんです。でも、使うお酒が変わると味わいも別物になるんですよね」と笑顔で語ります。 レモンサワー好きな立澤さん 同じく立澤(たてざわ)さんも、飲む前のイメージと実際の味わいは大きく違ったようです。 「思ったよりも全然飲みやすいですね。いつもレモンサワーはゴクゴク飲むのですが、こちらはゆっくり味わいたいですし、いつまでもおいしく感じる気がします」 名郷根さんも「ゆっくり飲んでいただくと、焼酎の良さを楽しめると思います」と同調。「この数年で家飲みが増えましたが、家では時間をかけて、ゆっくりお酒を楽しみたい方が多いはず。そんなシーンにぴったりの味わいになっています」と説明がありました。 普段は焼酎をよく飲んでいるという露口さん 最後に飲むのは露口(つゆぐち)さん。レモンサワーさえも飲むのは久しぶりのようですが、「檸檬堂 特別仕込み」の味をどう感じるのでしょうか。 「すごく品がありますね。味がまとまっていて、口の中でだらっとしません。サワー系は、割るものや割り方で味がばらつくのですが、それがないですね。これは飲み過ぎてしまうかも(笑)」 “味のまとまり”は、今回の商品で特に力を入れた部分。というのも、麦焼酎は「乙類焼酎」と呼ばれる、簡単に言えば味や香りが豊かなもの。通常のサワーにはあまり使われないのですが、今回はレモンとの相性の良さから選択。だからこそ味のまとまりには気を配っており、名郷根さんも納得のデキになったようです。 「味はまとまりつつ、乙類らしい麦焼酎の香りもあるので、両方楽しんでほしいですね。おすすめは広口のグラスに注いで飲むこと。香りがより広がり、余韻まで楽しめると思います」 相性ばっちり? おすすめのお鍋と一緒に味わってみる 試飲を終えたところで、「この『檸檬堂 特別仕込み』はお鍋とすごく合うんです」と切り出す名郷根さん。 今回は「特別仕込み」と相性の良いお鍋を3つ用意していただきました。目の前に運ばれたのは「キムチ鍋」「もつ鍋」「すきやき鍋」でした。すべて名郷根さんチョイスです。 「キムチ鍋ともつ鍋については、口の中に広がったお鍋の味を一度クリアする役割として『檸檬堂 特別仕込み』がぴったりです。キムチの辛さ、もつの脂をスッキリとしたレモンで流すイメージですね」 一方、参加者がもっとも「意外」と感じたのはすきやき鍋。その理由を聞くと…… 「一番想像がつかないですよね(笑)。でもこの組み合わせは、いい“マリアージュ”になると思いますよ。食べた後にその理由を説明します」(名郷根さん) ということで、3人が好きな鍋を選んで試食。「特別仕込み」との相性を確かめます。 まずは泉川さんがもつ鍋との相性を確認。お鍋を食べ、その後グラスを口に運びます。 「確かにサッパリしますね。口の中にあったもつの脂が流されるというか。名郷根さんの言っていたことがわかりました! こってり感を抑えて食べられそうです」 続いてキムチ鍋を選んだ立澤さんは、お腹が空いていたのか、勢いよく鍋をほお張ります。そして「檸檬堂 特別仕込み」を口に含むと本当に幸せそうな様子。 「キムチ鍋とレモンサワーは絶対に合うと思っていましたが、そのイメージを超えてきました(笑)。キムチって、食べた後に独特の風味が残るのですが、きちんとリセットされます。同じ理由でもつ鍋にも合いそうですね」 最後のすき焼き鍋は、露口さんが選択。実際に2つの相性を確認すると…… 「すきやきと一緒になって味がガチャつくかと思ったら、そんなことないですね。これは予想外です。すきやきも懐かしい甘さでおいしく感じます(笑)」 この反応に対し、名郷根さんが相性の良い理由を説明。先ほどの通り、「檸檬堂 …

Read More »

「風俗に入って自由だと感じた」SMクラブに足を踏み入れた高学歴風俗嬢が抱えていた 自己肯定感の貧困 – ライブドアニュース read full article at worldnews365.me

性風俗で働く女性の数は全国で約30万人。コロナ禍で客は減ったが、あえてこの仕事を選ぶ人は少なくない。高学歴の風俗嬢を取材したジャーナリストの樋田敦子さんは「そこには満たされない欲求のスパイラルがある」という――。 ※本稿は、樋田敦子『コロナと女性の貧困2020-2022 サバイブする彼女たちの声を聞いた』(大和書房)の一部を再編集したものです。 写真=iStock.com/miriam-doerr※写真はイメージです – 写真=iStock.com/miriam-doerr ■キャバクラのバイトでは稼げないと知って風俗に 現役風俗嬢のハル(33歳)に会った。業界では、かなりの有名人だという。ショートヘアで、小柄。笑うと年齢よりも若く見えた。彼女は理系大学を卒業して大学院に進んだ才女。就活中に風俗に入ったという。今年で10年になる。 「地方にいたので、修士1年生のときに就活が始まりました。東京にある食品関係の会社を目指していて、東京まで就職説明会に行くのに、お金がかかるんですよ。交通費と宿泊費、滞在費。その分のお金を親に頼ることもできなくはなかったけれど、院まで進学させてもらっているので、自分で稼ごうと思ったのです。キャバクラのバイトは少しの間、地元でやっていたものの、コンスタントに勤めないと稼げないことはわかっていました」 週1回、4、5時間だと1万円くらいにしかならない。どうしょうかと悩んでいたという。それならば就活で上京する折に、風俗のバイトをやれば、「知り合いもいないしバレない。そして稼げる」と思って風俗の門を叩いた。 ■SMクラブの仕事は就活で上京したときだけのつもりだった 「地方の人の就活は大変。研究室も忙しかったので、東京に出て行くときは自由で、はじけちゃって。その間にパッと稼げればいいかなあと思ったのです。地方は風俗でも賃金が安くて時給2500円。東京は時給1万円くらいになるので割がいい」 風俗でばんばん稼げたのは、20〜30年前のことだと先輩から教わった。ソープ嬢はお金も稼げるが、拘束時間も長く、自分には向かないと思っていた。 ハルが始めたのは、SMクラブのM嬢だった。ロウソク、ムチ、縄、本番なし。 「初めからセックスには抵抗がなかったですね。これまでほんとに真面目に生きてきたので、風俗に入って、自由だって感じられる。もちろん我慢しなければいけないことはたくさんあるけれど、金銭的にも自由でいられますし。実は私、母親からは結婚するまで男性とセックスしてはいけないと教えられました。だからその反動かな(笑)。自由で楽しいです。東京ならばバレないしね」 ■管理栄養士の資格があり食品会社に就職が決まるも… 不特定多数を相手にする仕事だけに、最初は抵抗があるものかと思っていたら、ハルの場合は違った。仕事を肯定的にとらえている。風俗嬢は肯定しなければやっていけないからなのか。 就職するまでは、あくまでも就活費用を稼ぐためで、就職したら風俗はやめようと思っていた。風俗店の待機所でエントリーシートを書いて、そこから面接に行っていたという。晴れて内定をもらった。社員数300人ほどの食品会社で、その会社に就職した。当初は会社員一本で働いていたものの、外部とのつながりもでき、交友関係が広がり起業したいと考えるようになっていった。 写真=iStock.com/byryo※写真はイメージです – 写真=iStock.com/byryo 会社はいやではなかったが、面白くなかった。10ヶ月ほどで退社。資格を生かしてフリーの管理栄養士としてやっていこうと考えたが、それよりも性に関する仕事に興味があった。性の情報発信をしていけたらいいと考えたのである。 ■20代なら性の業界のほうが成功しやすいのではないかと思った 「20代だったので、好奇心のほうが強かった。栄養に関しては、たくさんの情報が出ているけれど、性は情報が包み隠されているというか、あまり外に出ていない。20代半ばの女の子が性のことをしゃべっているだけで注目されるから、栄養の業界で戦うのと、性の業界で戦うのでは、性の業界のほうが成功しやすいのではないかと思いました。多分に打算的ですね。目立ちたがり屋のところがそうさせたのかもしれなかった」 現在はデリヘルほか2軒のお店にメインで在籍。裏方でもあり、キャストでもある。AVにも出演している。「どちらかと言えば恵まれていると思う」とハルは話す。コロナ前の年収は、約800万円。すごく稼いでいるというわけでもないが、仕事も多岐にわたり面白いという。2020年はコロナで仕事ができなくて一気に減収した。業界全体が沈んでいて、店にもフリー(新規など)の客は来ず、常連客が何とか助けてくれた。そして発覚した子宮頸がん。手術などで、1カ月半休んだこともあり、大きな仕事は飛ばしたので、減収に減収が重なり厳しくなった。 「手術により仕事が制限されたので100万円以上の減収でした。コロナも怖かったので、PCR検査も高いお金を払って受けました。さすがに怖かったから」 ■腰掛けの風俗嬢ではお金を貯めることなどできない 全国で就業している性風俗嬢は約30万人といわれる。すべて個人営業で、腰掛けでは絶対にお金を貯めることなどできない世界だという。需要と供給のバランスで成り立っているのはどこの業界でも同じで、顔だけでもダメ、技術だけでもダメ。 「プレイの世界観を私たちが作っていかなければいけないんですよ。私はSMから始まってソープ、デリヘルとやってきましたが、店のタイプによっては変化をつけなければいけないのです。そういうイメージというのか、環境を自分で作りながら“おもてなし”する。すべては自分次第なのです。稼げるのも稼げないのも。いろいろなところから呼んでもらえるのも、そうでないのも――」 ■コロナ禍前は年収800万円だったが500万円にダウン 現在の年収は少し下がって500万円くらいだという。 「AVの仕事が復活してくれたので、なんとかなってる」 コロナで自分自身も変わった。「節約して生きていこう」と決めて断捨離を始めた。家賃19万7000円から14万7000円のところに引っ越した。引っ越しによって往復のタクシー代が浮いた。その浮いたお金で趣味にのめり込んでいる。ポールダンサー。1本の垂直のポールを使い、筋力や柔軟性を駆使しながらダンスをする。ハルはポールダンサーを本気で目指して、レッスンを受けている。 写真=iStock.com/shih-wei※写真はイメージです – 写真=iStock.com/shih-wei ■将来は大学院に戻って風俗の研究をしたい 「もはや管理栄養士に戻る気はありません(笑)。風俗業界でしっかり取り組んでいきたい。業界の先行きを不安に思っていてもしかたない。会社員の人だってクビになる可能性もありますしね。将来的には大学院で風俗の研究をしたい。現役の風俗嬢として発信していくつもりです」 風俗嬢、大学院生、ポールダンサー。いくつもの顔を見せるハルだが、どこか寂しそうに見えた。何か満たされないものがあって、それをずっと探しているような感じというのだろうか。1つをクリアしたら、次をクリアしなければ満足しない。満たされない欲求のスパイラルだ。 ■誰でもお金に困ったら風俗に入って稼げるのか ハルの話を1時間聞いていて、果たして女性は貧困におちいったら、すぐに風俗嬢になれるものなのだろうかと思った。ハルの場合は、キャバクラのバイトから、SM嬢の仕事へといとも簡単に移行していったのだから。 樋田敦子『コロナと女性の貧困2020-2022 サバイブする彼女たちの声を聞いた』(大和書房) 「なれるとは思うけれど、性に対して探究心がないとダメかな。興味もないと続けられないと思う」 その経歴からは、高学歴風俗嬢というキャッチーなフレーズが浮かぶが、「そんなことは関係ない。風俗嬢は好きでやってる」と淡々としている。 「少し前に風俗嬢であることを母親には話した」のだそうだ。 「母がスマホを買い、SNSをばんばん使うので、いつかはバレると思っていたんです。どうせバレるなら、バレる前に自分から言っておこうと思った。まあ、私としては勇気を出して母に言ったのですが、泣いたり叫んだり、怒ったりすることはなかったですね。厳格な人だったし、私ひとり娘だし、落胆はしたとは思うけれど、受け止めてくれたとは思っています。内心はわからないけれど。父親には、エステで働きながらフリーの管理栄養士としてやっていると話していて、納得しているようでした」 ■生活費には困っていないが「自己肯定感の貧困」がある 最後にハルに聞いてみた。貧困と聞いて何を思い浮かべるのか、と。 「そこそこ楽しみながら暮らせているし、私は貧乏ではないと思う。“○○の貧困”という意味なら、私の場合は“自己肯定感の貧困”かな。自己肯定感がすごく低いんです。メンタルの貧困もあるなあ。心を解放するのが苦手。大きな厚い鉄壁が他人との間に立ちふさがっている感じかな。あ、結構貧困ありますねえ(笑)」 これまで親に怒られないように、良い子でいようとやってきた。今でもその気持ちが強いという。そんな自分を否定するために風俗が必要だったのだろうか。風俗で稼いで自由でいられるとのこと。この感覚に勝るものはないのだという。その後、AV新法もでき、AV業界も厳しい。AVの収入はあてにできるものではなくなっている。 …

Read More »

RWC 2023 wide open, will be “most fascinating” yet, says Eddie Jones read full article at worldnews365.me

Former England, Japan and Australia coach Eddie Jones believes the 2023 Rugby World Cup would be the “most fascinating” but and that a number of groups are able to lifting the Webb Ellis Cup in France. Talking earlier this week with Kyodo Information, Jones mentioned he hoped the oval ball’s …

Read More »

「それってあなたの感想ですよね?」が小学生に流行…ひろゆき初の 児童書 を有害図書と叩くインテリの理屈 – ライブドアニュース read full article at worldnews365.me

実業家のひろゆきさんが上梓した新刊『よのなかの攻略法 学校編』(小学館)を巡りネット上で炎上騒ぎになった。子どもの悩みに答える学習漫画形式で、自身初の児童書。文筆家の御田寺圭さんは「書いている内容は、児童書というより大人社会の裏ルールをそれとなく教える“攻略本”と言える。それを、『“それってあなたの感想ですよね? と大人に向かって言え”と子どもを扇動している』と連想する人々が勝手に腹を立てている構図です」という――。 ■「ひろゆき児童書デビュー」の衝撃 12月7日、インターネットは騒然となっていた。大きな事件や事故があったからではない。実業家のひろゆき氏が自身初となる児童書を刊行したからである。題して『よのなかの攻略法 学校編』(小学館)である。 西村博之『よのなかの攻略法 学校編』(小学館) ひろゆき氏はいま小学生を中心に「物知りなお兄さん」的なポジションとして親しまれており、氏の「論破王」としてのイメージを決定づけた代名詞「それってあなたの感想ですよね?」は、2022年現在における小学生の流行語ナンバーワンとなっている(※)。さながら子どもたちのニューヒーローとなっているひろゆき氏が、子ども向け書籍に進出することはなんら不自然なことではなかっただろう。 ※出典=「『それってあなたの感想ですよね』小学生の流行語1位に ひろゆき本人もコメント」(ITmedia、2022年12月2日) ……しかしながら、ひろゆき氏の児童書デビューを告知した編集者のツイートは大炎上した。この報せをうけた(ひろゆき氏のことをよく思っていないであろう)ツイッターユーザーからは非難囂々で、「反知性主義に本を出させるな」「モラルハザードだ」「有害図書」――など、まさに言いたい放題である。 こちらの漫画は、ひろゆき初の児童書『よのなかの攻略法 学校編』のプロローグです。ひろゆきさんが子どもの悩み150問にズバズバ答えていく学習まんが、小学館より12月7日発売です。 pic.twitter.com/uNfxx0fNXh – 水野 隆|編集者 (@mizno7) December 5, 2022 ■「ふつう」のことが書かれている 「ひろゆきアレルギー」に罹患(りかん)した中高年層が多いツイッターユーザーの声は話半分で聞き流しつつ、私はさっそく『よのなかの攻略法 学校編』を購読してみることにした。 熱心な「ひろゆき嫌い」の人からは、とんでもなく悪辣(あくらつ)で冷笑的なことが書いてある有害図書に間違いないと想像したのかもしれないが、結論からいえば書かれている内容はいたって妥当というか、「なるほど、たしかにそうだろう」と素直に首肯できるというか、ごくごく常識的な内容に終始している。 写真=iStock.com/JGalione※写真はイメージです – 写真=iStock.com/JGalione 本書は、勉強、交友関係、いじめ、恋愛そして生き方について、子どもたちから寄せられた悩みや相談に、ひろゆき氏が一問一答形式を採用しながらテンポよく(児童書らしいコミカルな漫画や挿絵をふんだんに使いながら)答えていく内容となっている。たとえば、「学校に通うこと」についての意義を説明する章では、ひろゆき氏から以下のような主旨のアドバイスが示されている。 「小学校の勉強は将来に役立つのでまんべんなくやっておいた方がいい」「日本語以外の言語にもなるべく触れる機会を持とう」「副教科は好きなものを見つけるためにやっておけ」「いちばん学んでおくべきは人と仲良くなる方法」 ――と、このように「ふつう」としか言いようがない現実的なアドバイスが並んでいる。これらのアドバイスを行った理由説明にこそ、ひろゆき氏ならではの「ちょっとシニカルな視点を含んだエッセンス」が盛り込まれているものの、やはりこれを脊髄反射的にバッシングするのは、おおよそ知的な営みとは言い難い。 ■「ドライ」で「メタ」な教え 「まんべんなく勉強した方がいいのは、この国の学校制度はまんべんなく勉強できる人が有利になるようにつくられているから」 「なるべくいい大学に行くべきなのは、学費が大して変わらないのに周囲の人間のレベルには大きな違いがあるから」 ――など、夢や希望を精神論的に語るのではなく、あくまでドライで俯瞰(ふかん)した観点から、この社会の「メタ的なルール」を子どもにもわかりやすく言語化し、自身のアドバイスに説得力を持たせている。「親も先生も、君たちの周囲の大人は世の中にこんな『裏ルール』があるのを教えてくれないよね?」という彼のニヤニヤとした笑顔が浮かんでくるようだ。 同書の総まとめとして「大人が言っていることはいつも正しいとはかぎらないから、つねに自分の意見も持って、それを判断する能力を養うのが大事ですよ」とひろゆき氏は述べている。この意見も実際そのとおりだと思うが、しかしひろゆき氏がそれを言うと「『それってあなたの感想ですよね? と大人に向かって言え』と子どもたちを扇動しているに違いない」――と連想してしまい、我慢ならない人が多いのかもしれない。 いつの時代も変わらない子どもたちの「ありがちな悩み」に対して、飄々としたスタンスでメタ的な意見を表明するひろゆき氏の社会派論客的なスタイルがマッチしていて、全体としてはよくできた本であるように感じた。 ■だがあえて言うならば、これは「児童書」ではない いずれにしても一通り読み終えたかぎり、ネットで多くの人が噴き上がるほどの内容はなにも書いていないというか、やはりインターネットの人びとは「読まずに叩く」が基本であることを思い知らされるばかりであった。 しかしながら、それでもあえて気になったことを挙げるとすれば、この「ひろゆき児童書」は、ジャンルとしては建前上は「児童書」ではあるが、しかし内容的にはどう見ても、本書のタイトルがまさにそうであるように「攻略本」であるということだ。 『小学館の図鑑NEO [新版]乗りもの』(小学館) 「児童書」といえば、たとえば学研から出ている『〜のひみつ』や小学館の『図鑑NEO』シリーズなどが有名だが、これは「世の中には“知らないこと”がたくさんあるから、それを知るよろこびを見つけていこう」という知的好奇心や探求心を伸ばすことそれ自体を目的としてつくられている。 一方でこの「ひろゆき児童書」は知的好奇心や探求心を伸ばすことそれ自体を目的として書かれているわけではない。それらを伸ばしておくことが“人生にどう役立つか”の合理的でメタ的な理由説明に終始している。つまり身も蓋もない表現をすれば「世の中には“知らないこと”がたくさんあるから、その“知らないこと”のせいで人生を台無しにされないように備えようね」と言っているのだ。 一般的な児童書も、今回世に出た「ひろゆき児童書」も、そのどちらも「謎は謎のままにしておくべきではないよ(どんどん知っていこう)」と子どもたちに伝えていることでは同じだ。しかしその目的意識が違う。前者はあくまで「知らないことを知る純粋なよろこび」を伝えるが、ひろゆき氏は「謎を謎のままにしておくとその謎のせいで人生に損やリスクが増えるよ(最悪の場合は負けるよ)」というシビアでドライな世界観を語る。 ■「冒険者ではなく攻略者になってほしい」という願い ひろゆき氏の世界観にはなんとも「夢がない」と思われるかもしれないが、しかしこれはひろゆき氏が好んではじめたことであるとは言い難い。 いまの時代を生きる子どもたちには、世の中の謎に対して目を輝かせ次々とそれらを追いかけ解き明かそうとする「冒険者」ではなく、世の中の謎によって足を掬(すく)われないよう、それを要領よくパスして成功する「攻略者」になってほしい――子どもたちにそう願ってきたのは、ほかでもない世の大人たちだからだ。 もっともコスパがよく、もっとも合理的で、もっとも優秀な生き方を知っておかなければ、ライバルとの競争に差をつけられて、結局は「負け組」になってしまう、そんな強迫的ともいえる感覚が若年層(とその親たち)にひろく内面化されているからこそ、いま小学生どころか中高生にも「ひろゆき」ブームが起こっている。 「頭のいい人はこうしている」「優秀な人はこうしている」「成功した人はこうしている」「コスパのいい生き方はこうだ」「賢い生き方はこうだ」――いわゆる“勝ち組”たちが、この人間社会をどのように「攻略」してそのポジションを獲得したのか、それこそが当世の人びとの最大の関心事だ。ひろゆき氏はそのニーズに答えられる存在だからこそ重宝されている。今回出された「児童書」も同じ延長上にある。ひろゆき氏はいうなれば「大人はこんなことを君たちに求めているんだよ」と代わりに伝えているに過ぎない。 写真=iStock.com/travelism※写真はイメージです – 写真=iStock.com/travelism ■「冒険の手引き」ではなく「攻略本」が欲しい …

Read More »

25周年を迎えた「グランツーリスモ」シリーズの展望と感じる課題–山内一典氏に聞く – CNET Japan read full article at worldnews365.me

 ソニー・インタラクティブエンタテインメントが展開しているリアルドライビングシミュレーター「グランツーリスモ」シリーズ。12月23日付で25周年を迎えたことにあわせて、同シリーズのクリエイターで、ポリフォニー・デジタル 代表取締役 プレジデントの山内一典氏に向けた合同インタビューが行われた。  「グランツーリスモ」シリーズは、山内氏が企画者としてプロジェクトが立ち上がり制作を開始。1997年12月に、初代のプレイステーション向けソフトとして第1作目をリリース。以降さまざまな面で進化を遂げる形でシリーズを展開。2022年3月には最新作の「グランツーリスモ7」(PS5/PS4)を発売している。この25年間で積み上げた全世界累計実売数は、9000万本を突破(2022年11月16日時点)。世界で支持を得ているシリーズとなっている。 ポリフォニー・デジタル 代表取締役 プレジデントの山内一典氏 実車そのものをシミュレーションできている数値に達している ――まず、「グランツーリスモ」シリーズが25周年を迎えたことについて、率直な心境をお話しください。  それはもう、ただひたすら感謝しかないです。ユーザーのみなさん、コミュニティのみなさん、そしてメディアのみなさんを含めて長いお付き合いになっています。これまでサポートしてくださって本当にありがたいです。さらにお伝えしたいのは、25年間家族のように作り続けてくれた、ポリフォニー・デジタルのスタッフに、本当に感謝いたします。抱負というよりも、ただただ感謝しかないです。 ――「グランツーリスモ」シリーズにおいては、リアリティを追求したシミュレーターとしての結果も出ていますし、実際に、プレイヤーがレーサーとして活躍するような方も現れてます。シリーズ展開していくなかで、シミュレーションの再現性はどこまで高まるのか、というところもあるのですが、実際のレース体験のような次元に近づけることができるのかどうか、そしてレース以上のシミュレーション体験ができるようになっていくのか。その展望をお話しください。  シミュレーションの精度という意味では、実車そのものをシミュレーションできているという数値に達しています。何年も前ですけど、日産がル・マン24時間レースに挑戦したとき、社内でレーシングカーのデータを作ってみて、日産のエンジニアと一緒にシミュレーションを実施したんです。その結果、おおむね24時間レースで起きたことと、同じような結果が出ました。挙動の再現性では、もうリアルなものになっています。  そして、それ以上のものができるのかどうかについては、いろんな考え方があります。例えばですが、「グランツーリスモ ワールドシリーズ」(※世界規模で行われている公式大会)において、通常のレース中継では無理というぐらいに、たくさんのカメラとアングルで車が走行している姿をとらえています。さらに、たった4人のスタッフでカメラのスイッチングを行ってます。  このような、テクノロジーを背景にした表現は、今後いくらでもやりようはあります。車やタイヤの状態も全てモニタリングできますから、その情報を使ってレースをいかに面白く見せていくのかは、いろいろな可能性があります。 ――初回作のときは250頂点(※ゲームにおける車のモデル)だったものが、「グランツーリスモ7」では100万頂点になりました。これは、どこまで伸びるのでしょうか。 「グランツーリスモ」 「グランツーリスモ7」  頂点数は、これ以上必要ないです。限界ではなく、意味がないと考えています。「グランツーリスモ7」において、車のモデルは曲面モデルとなっているので、対象物に近づいていくと、高い分割数で描写されます。  今後テレビも含めてさまざまなディスプレイデバイスが出てくると思いますが、仮に16Kのモニターでも対応できるモデルなので。現実的に16Kクラスのモニターが登場するのか、というのもありますし、登場しても対応できるモデルになっていると言えます。 ――車のモデルの頂点数は、これ以上上げる必要がないという話ですが、現時点で車の運動特性は全て解析されて、再現できているのでしょうか  タイヤは誤差が出やすい部分ですね。ただ、「グランツーリスモ7」では、内部的にいろいろなタイヤモデルをサポートしていますので、用途を絞ればかなり正確に再現できますね。 ――「グランツーリスモ」シリーズではグラフィックもそうですが、音響にもこだわっているのが伝わってきます。音響に対しての取り組みで特徴的なものがあればお話しください。  ゲームはリアルタイムでありとあらゆるものを生成しなければいけません。なので、インパルスレスポンスデータはすごく重要です。  例えば、広大な空間でどのように音質が変化するのか、というのを陸別町(北海道)にある日産のテストコースで測定したことがあります。巨大な電源車と巨大なスピーカーを、コースのストレート上に置いて、25メートル感覚で何千メートル先までマイクを配置して。そこでサイン波のスイープ音みたいなものを発して、距離によって音がどのように変化するのかを、実際に測ったりしていました。 ――音響面でも独自の技術を使われていますが、そうしたツールやプラグインを提供するという考えなどはありますか。  今のところはないですね。ツールやプラグインは、リリースしたあとのメンテナンスが大変なんです。リリースした瞬間はよくても、その後の対応というところに覚悟がいるので。 今は「自動車に興味を持ってもらわなきゃいけない時代」 ――「グランツーリスモ7」におけるユーザーの反応を、どのように受け止めていますか。  ユーザー数の推移や売り上げなどを見ていると、「グランツーリスモ7」には満足していただけているものと捉えています。一方でネットではさまざまな意見が出ていることも把握していますし、参考にしなければいけないものもあれば、そうでないものもあります。 ――車の魅力と、その文化的な背景を多分に盛り込んでいるタイトルだと思います。でも、山内さんから見て、それが今のユーザーになかなか受け入れられていないというお話も伺ったのですが。  そうですね。「グランツーリスモ7」では、ミュージアムやカフェでの会話などで、この車はどういう背景を持って生まれたのか、どういう魅力があるのかということを説明しています。でも、ユーザーの滞在時間を調べると、その説明をバシバシ飛ばしている方がほとんど、というぐらいなんです。車やそれを取り巻く文化を伝えたいけれども、そこではないところにプレイする動機を持っているプレイヤーの方が多いというところですね。  「グランツーリスモ7」をリリースした今、考えているのは、次は正攻法ではない違ったアプローチをしたいということですね。シンプルに「この車はこんなにかっこよかった」「こんなレースがあって素敵だった」と伝えるだけでは、十分ではないと。もちろん、そのコンテンツを収録することは重要なのですけど、そこに興味を持ってもらうためには、ストレートに語り掛けるだけではダメで、違った仕組みが求められている気がしています。 ――世代が上だと、自動車を見るだけでカッコいいと思うところがありますが、今だと自動車に興味を持ってもらわなきゃいけない、という時代になっているのでしょうか。  そうですね。「ビジョン グランツーリスモ」(※自動車メーカーが「グランツーリスモ」向けとして、独自にデザインしたコンセプトカー)は、今は45車種が収録されていますが、それらを見ているなかで、美しさやエレガンスということ以上に、子どもが見てカッコいい形をしているものがあります。それが大事な要素だと感じています。 「ビジョン グランツーリスモ」  僕ら世代だと、レガシィ(スバル)にも美を感じますが、そこから説明していくというところではなく、子どもがパッと見てカッコいい車をまず紹介する。最初に「グランツーリスモ」で乗ってもらう車はそれでいいんじゃないかと思うぐらいです。ポルシェもフェラーリも知らないけど、「ビジョン グランツーリスモ」の車は知っているという方がいてもいい。  そこから好きになってもらって、フェラーリやポルシェといったブランドを知ってもらう。さらに「991」(ポルシェのスポーツカー)や「288GTO」(フェラーリのスポーツカー)という車があったんだと知ってもらう。そういう順番での組み立て方が必要なのでは、と考えているところです。 ――かつてスーパーカーブームがあって、それで自動車に憧れを持った子どもたちがたくさんいましたが、それと同じことでしょうか。  まさにその通りです。僕がそれを経験しながら、なぜそこに気づかなかったんだろうと。たぶん車が好きすぎるせいなんだと思っています。もうブランドとか関係なしに、ストレートに「すごい」「カッコいい」と子どもに思わせるようなものから入ってもらえるようにしないと、ダメなんじゃないかなと感じてます。 ――これまでに「GTアカデミー」をはじめ、「グランツーリスモ ワールドシリーズ」、「Gran Turismo Sophy」、「ビジョン グランツーリスモ」などといった取り組みをされてきましたが、また何か新しい取り組みを考えられていますか。  僕は基本的に未来に生きているので、考えていることはたくさんあります。でも「グランツーリスモ7」の発売から半年ぐらいしか経っていませんので、未来のビジョンを語るには、まだ早いと思っています。 #Japanesenews …

Read More »

湯上がりの爽快感、宇宙でどう実現?–ISSに載ったマンダムのボディシート開発秘話 – CNET Japan read full article at worldnews365.me

 化粧品・スキンケア用品メーカーのマンダムが、10月5日より同社のオンラインショップで、宇宙用製品「ギャツビー スペースシャワーペーパー」の販売を開始している。宇宙飛行士向けの頭皮およびボディ拭き取り用のシートとして開発されたもので、宇宙飛行士の若田光一さんも2022年10月から国際宇宙ステーション(ISS)に持ち込んでいる。  同製品は、JAXAが推進するビジネス共創プラットフォーム「THINK SPACE LIFE」で提案し、採用されたもの。宇宙飛行士が過ごすような物資の限られた極限環境において、暮らしを快適にするソリューションの1つとして認められたわけだ。水を浴びることができない宇宙でもお風呂上がりのような爽快感が得られるように、ということをコンセプトとした「ギャツビー スペースシャワーペーパー」、その開発に携わった3人に話を伺った。 宇宙で湯上がりのリラックス感の実現を目指す 株式会社マンダム スキンサイエンス開発研究所 研究副所長 志水弘典氏 ―宇宙領域の商品開発に取り組んだ経緯を教えてください。 志水氏:「両利きの経営」というビジネス書に書いてあることですが、企業にとっては深く研究していく「知の深化」と、新しいことを見つけて取り組むための「知の探索」の両方のバランスが重要だと。企業はどうしても自分たちの慣れたやり方、かつ利益にもつながりやすい「深化」に偏りやすく、「探索」はおそろかにしがちです。しかし、最近は小さなベンチャー企業の革新的な技術に大企業がひっくり返されるようなことが起こっています。  これはまさに「探索」に力を割いていないのが要因です。そこで、当社も「探索」に重きを置いた組織作りのために「フロンティア開発研究室」という部署を2020年に立ち上げました。活動の指針になるようなキーワードとして掲げたのが「Near the Edge:極限での挑戦が新たな価値を生む」で、極限状態、極限環境でチャレンジしている人にとっての困りごとの解決にフォーカスしようということになりました。  たとえば宇宙飛行士もそうですし、トップカテゴリーのアスリートもそうです。僕らは化粧品の会社なので、一般の方が日常的に何に困っていて、どんな製品を求めているかという調査を行い、そこに役立つ商品を作ってきました。しかし、これだけ物があふれて便利な世の中になると一般の方が困るようなことが少なくなってくる。それでも近年のパンデミックのような大きな出来事があると一気に困りごとが浮かび上がってきます。  そういった困りごとは、極限状態・極限環境でチャレンジしている人からすると日頃から向かい合っていることなんですね。宇宙空間で過ごす閉鎖隔離環境は、人からも自然からも離れて、人工物だけに囲まれるという相応のストレスを感じる状況だと思います。対して地上でも、パンデミックになったことで人と対面できず、医療施設で面会できなかったりするストレスにさらされました。  また、アスリートの方は極限状態のなかで集中力を高めて成果を出すわけですが、僕たちも大事なプレゼンで極度の緊張状態にあるときに、それでも集中してベストなパフォーマンスを出さなければいけない、といったシチュエーションに出くわすこともありますよね。そういうわけで、すでにチャレンジしている方の困りごとにフォーカスすることで、普段は気付かず見過ごしている困りごと、あるいはみなさんが未来に体験するかもしれない困りごとにもアプローチできるのでは、と考えたんです。 ―そうしたなかで、なぜ宇宙飛行士向けのボディシートの開発に着目したのでしょうか。 志水氏:現在「アルテミス計画」が進んでおりますが、「月面都市ムーンバレー構想」では、2040年に1000人が月面に居住し、年間1万人が地球と月を往来するだろうと言われています。そこでは衣食住が課題になってくるわけですが、なかでも「住」のところ、日々の暮らしをどう支えるかという部分では「入浴」が大きな課題として挙げられます。  現在、宇宙飛行士の方は地球帰還後の重力に耐えられるように、宇宙生活の間、毎日計2時間以上の筋力トレーニングを行っています。当然汗をすごくかくので、本来ならその後はお風呂に入りたくなるところですが、宇宙では水が貴重なので入浴はできません。女性の宇宙飛行士は本当に大変で、長い髪を大量の水で洗えないため、洗い流さないシャンプーを髪にのばすように馴染ませて拭き取る、という方法をとっています。つまり洗髪に時間がかかる。これが半年も続くわけで、かなりのストレスだと思います。  また、お風呂に入るという行為には、単純に身体をきれいにするだけではなく、リラックスする役割もあると考えています。そういうほっとする瞬間がどこにあるかというと、私たちの場合、シャワーやお風呂に入っているときもそうですが、上がったとき、身体がほんわかしたり、そよ風に当たって涼しく感じたり、というときにもあると思うんです。なので、あの感覚を再現するべく、肌の清潔さを保ちつつ心地良い肌感覚も得られるように、「心も体もホリスティックに整える」ということを目標にして、貴重な水を使わず容易に頭皮や身体をきれいにできる宇宙飛行士向けのボディシートを開発することにしました。 皮膚の感覚センサー研究を応用し心地よさを再現 ―宇宙向けに開発していくところではどんな課題がありましたか。 志水氏:当社はさまざまなタイプの拭き取り用シートを販売していますが、これらの製品には清涼感を生むためにエタノールなどのアルコール成分を配合しています。  ところが、このエタノールをはじめとする水溶性揮発性成分は、ISSでは使用禁止成分に指定されています。ISS内の大気循環装置、生命維持装置などのセンサーにアルコール類が悪影響を与えることがわかっているためです。したがって、いかに清涼感、お風呂上がりの気持ちよさを再現しつつエタノールなどの水溶性揮発成分を抜くかを考えなければなりませんでした。 マンダムの通常のボディシートなど。これらには清涼感などを実現するためにアルコール成分が含まれている ―アルコール類を使えないことに対しては、どのようにして解決したのでしょう。 志水氏:大量の水やアルコール類なしで、お風呂上がりのような清涼感を実現するにあたっては、我々が以前から取り組んでいた「TRPチャネル」の研究が役立ちました。  「TRPチャネル」というのは、人の細胞にある温度や化学刺激を感じる感覚センサ―のことです。我々マンダムが、自然科学研究機構・生命創成探究センターの富永真琴教授と2005年から共同研究を続けてきたものになります。  ちなみにセンサーの発見者であるデビッド・ジュリアス氏とアーデム・パタプティアン氏という2人の研究者は、2021年にノーベル生理学・医学賞を受賞しており、富永教授はその共同研究者でもあります。  その成果は当社では「Kai-tech」技術という形ですでにいくつかの製品に採用しています。たとえばバイク用品メーカーのアールエスタイチ様と共同開発し2021年4月から販売している「ギャツビー リキッドウインドウォーター」です。この製品の身体を冷やすシステムの冷却液に「Kai-tech」技術が活用されています。今回の「ギャツビー スペースシャワーペーパー」は、「Kai-tech」技術をベースにして、アルコール不使用の製品を実現しました。  皮膚センサーのメカニズムを簡単に説明すると、「TRPV1」というセンサーが「熱くて痛い」、「TRPA1」を刺激すると「冷たくて痛い」など、特定のTRPチャネルを刺激することで不快感を与えます。「Kai-tech」技術は、その2つが活性化するのを抑え込みながら、快適な冷たさを感じる「TRPM8」のみ活性化させる、というものになります。  今回の製品では、アルバノール(パッケージ表記はイソボルニルオキシエタノール)とメンチルクリセリルエーテル(同メントキシプロパンジオール)の2つを、不快センサーを抑え込み、快センサーを活性化させる成分として使用しています。  ボディシートで拭き取ったときにどれくらい心地良く感じているかを調べたところ、宇宙飛行士が今まで一般的に体を拭き取るために使用していたおしりふきと比較して、「ギャツビー スペースシャワーペーパー」では大幅に心地よさが高まっていることがわかりました。 「ギャツビー スペースシャワーペーパー」。左がボディ用、右が頭皮用 ―「ギャツビー スペースシャワーペーパー」の特徴、従来の地上用製品と比べたときの違いなどを教えてください。 志水氏:「ギャツビー スペースシャワーペーパー」では頭皮用とボディ用の2種類を用意しました。お風呂の代わりとして全身を拭いてもらうために、頭皮用は1枚、ボディ用は上半身に1枚、下半身に1枚、1日に計3枚使っていただく感じになります。もちろんアルコールフリーで、エタノールは0.00%、49ppm以下としていますが、実際にはこの基準値以下でクリアしています。  他の特徴としては、通常のボディシートと比べるとおよそ過去最大(当社比)の液量が含まれていること。全身しっかり拭けるように多めの液量にして、気持ちよさが長時間続くように工夫していますので、それでお風呂上がりのような爽快さを感じてもらえると思います。また、宇宙では香りを感じる機会が食事時以外にはほとんどないということで、頭皮用はシャボン、ボディ用はグレープフルーツといったように、地上の生活で感じるような心地よい香りをつけています。  ペーパーも選び抜きました。通常のおしりふきやおしぼりの不織布だと柔らかすぎて拭きにくかったり、使っていくうちに丸まったりします。そうならないように、「ギャツビー スペースシャワーペーパー」はゴシゴシ全身を拭けるように少し硬めの不織布にして、メッシュ構造にすることで汚れを効率よく絡め取ることができるようにもしています。  また、全身を拭けるように液量を多めにしたと話しましたが、不織布の素材も構造によっても吸水量が変わってきますし、たくさん吸水できても外に出てこなかったり、なんてこともあります。そのため、吸水量が多く、絞ったときに水が外に出てきやすい吐出性の良い不織布を選んでいます。  そのうえで、室温22度、湿度30〜65%という一定の温湿度に保たれているISS内部で、一番気持ちの良い爽快感が得られるような成分の配合にしています。ISSには大気循環システムがあって、あえて風を起こして微小重力下で空気を循環させていますので、ボディシートで拭いた後は、その風によってより心地よさを感じていただけるはずです。 …

Read More »

挫折と気付きから始まった新規事業、すべては高校野球時代の原体験から–パーソルキャリア・大里真一朗氏【後編】 – CNET Japan read full article at worldnews365.me

 企業の新規事業開発を幅広く支援するフィラメントCEOの角勝が、事業開発に通じた、各界の著名人と対談していく連載「事業開発の達人たち」。前回に続き、パーソルキャリア 大里真一朗さんとの対談の様子をお届けします。 パーソルキャリア タレントシェアリング事業部 Enterprise Innovation統括部 エグゼクティブマネジャー 兼 HiPro Direct 事業責任者の大里真一朗さん(右)  後編では、「HiPro Direct」および「HiPro」のこれからと、大里さんがさらにその先に見据える人材活用に関する世界観についてお話しいただきました。 「i-common」という資産を活かした新規事業づくり 角氏:マッチングサービスをするにあたっては、2つのマーケットを開拓して初めて成立するじゃないですか。普通の新規事業に比べたら、手間が2倍かかりますよね。 大里氏:おっしゃる通りです。開発も集客も2倍かかります。ただ、市場がまだ成熟していなくて、個人側から見ると、副業・フリーランスとして働きたいと思っても圧倒的に機会が少ない状況なんですね。転職市場は働き手の売り手市場なのですが、副業・フリーランス領域では逆です。 角氏:市場としては、外で副業したい個人の方が多い状態になっていると。 大里氏:はい。なので、その機会が溢れている状態にすることが我々の使命と捉えています。案件が絶対的に不足しているのは、企業が外部人材の活用という考え方を持ち切れてないからです。そこで我々はHiProを通じ、事業を前に進めるためには社員か外部人材かは関係なく、1つのチームを組んでいくべきだという世界観を打ち出しています。 角氏:従来のi-common、つまりHiPro DirectとHiPro Bizのハレーションはどう解決されます? 副業・フリーランス人材マッチングプラットフォームの「HiPro Direct(ハイプロ ダイレクト)」 大里氏:前提として、このフェーズでは、一定のカニバりが発生することは当然だとは思っています。ただ、根本的に捉えれば、HiPro Bizは経営支援サービスとしてより上流の難度が高いテーマを。HiPro Directは人材支援サービスとして、より現場の推進性が高いテーマをコアとしており、提供価値が異なります。マーケットに我々の世界観が浸透するまでには時間がかかりますが、最後はお客様が選びやすい状態をHiProで創造していくために、今は3つのサービスを並べて提案させていただいています。 角氏:社内でロジックを整理するのは大変だったのでは? 大里氏:HiPro BizとHiPro Techだけでは人材活用の多様性が生まれません。だから、HiPro Directを提供するという趣旨を最初に上層部を含め認識を併せることができていたので、それほどではなかったですね。むしろ、ジョブコードを作る方が大変でした。  今世の中には使えるものがなくて、i-commonの経験や「doda」の案件情報など、パーソルキャリアが持つ100万件以上の求人データを活用し、自分たちで作りました。経営企画、事業企画、新規事業、マーケ、経理、人事、広報・IRといったビジネス領域、他にも物流や購買、調達、製造、研究開発といった製造系の事業領域は網羅してあって、今年度中にエンジニアやデザイナー領域を追加していく予定です。また、ジョブの次には人間性や企業カルチャーをキーにマッチングできるところまで昇華させていく構想も描いています。 法人サイドから毎月300商談が来る仕組み 角氏:ちゃんと儲かる感じになってます?(笑) 大里氏:軌道に乗り始めたぐらいです。コンスタントに受注も入り始めており、思想がちゃんと伝われば刺さるという実感を得ていますね。市場を創るという覚悟のもと、初年度から登るべき山を高く設定しているのでそこは頑張らなければなりませんが、現場レベルで見ればお客様から高評価をいただいていますし、アーリアダプター層は確実に獲得できていて、プロダクトの価値やコンセプトの価値は実証できたと思います。 角氏:新規事業を作っていく時の1番難しいところは、お客さんを連れてくるところだと思います。ビジネスには、何かを仕入れて、仕入れたものを商品化し、お客さんを連れてきて、販売するという4つのフェーズがありますが、お客さんを連れてくる部分は、既存の事業でも大変じゃないですか。でも新規事業では誰がお客さんなのか、お客さんがいるかすらわからないものです。そこはどうされたのですか? 大里氏:最初はいろいろ難しかったですが、HiPro Bizにはコンサルタントが約200人いて、そこのケイパビリティが圧倒的に強いため、案件獲得のためのマーケ費用はほとんどかけなくても毎月200〜300商談は獲得できています。   角氏:本当ですか! 大里氏:それが当社の強みです。このマーケットだからこその覚悟や理解の解像度の高さを持ち合わせています。 角氏:旧i-commonの財産をうまく使えているということですね。 大里氏:基本的に、i-commonの顧客は大企業の役員クラスの皆様でした。一般的に役員は10種類くらいのミッションを持っていて、注力できるのは3つくらいで残りは見きれていないという状況だと思います。その3つの部分はHiPro Bizや外部のコンサルを使っていただいている領域で、残りの7つの領域でスポットコンサル的にHiPro Directを使っていただくという形にしています。 角氏:そこからHiPro Bizにつなげるための導線にもなっているわけですね。そしていずれはHiPro Directの方がマスになると。 大里氏:私たちとしては、HiPro …

Read More »

Anti-China sentiment dominates U.S. despite splits on other topics read full article at worldnews365.me

2022 is about to finish. Wanting again on U.S. diplomacy this yr, we will characterize it because the fruits of a confrontational stance towards China. Enhanced controls over exports of semiconductors launched in October are emblematic. In the USA, which has lengthy been mentioned to be polarized over many points, …

Read More »

Kyodo News Digest: Dec. 29, 2022 read full article at worldnews365.me

A year-end “otakiage” ritual, wherein monks throw charms and amulets onto a temple fireplace in appreciation for the granting of worshipers’ needs, is held at Naritasan Shinsho-ji Temple in Narita, Chiba Prefecture, japanese Japan, on Dec. 28, 2022. (Kyodo) ==Kyodo The next is the most recent listing of chosen information …

Read More »